こんにちは、資産1,500万円を目指して奮闘中の兼業投資家です。
今日は、私の投資人生の中でも特に苦い、「過去最大の失敗談」をお話しします。
あれは、デイトレードを始めて間もない頃のことでした。
たった数十分の間に、「13万円」を溶かしてしまったのです。
コツコツ積み上げてきた利益はおろか、大事な元本までもが一瞬で吹き飛ぶあの感覚…。
今思い出しても胃が痛くなります。
「もう投資なんて辞めたい」
「自分には才能がない」
当時はそんなネガティブな感情に支配されかけましたが、私は今もこうして市場に残り続けています。
今回は、私がそのドカン負けから立ち直り、退場せずに済んだ「メンタル回復法」を3つ紹介します。
もし今、トレードでうまくいかずに苦しんでいる方がいたら、この記事が少しでもヒントになれば幸いです。
当時の「ドカン負け」の原因
まずは、恥を忍んで当時の敗因を振り返ります。
あの日の私は、典型的な「負けるトレーダー」の行動をとっていました。
- 損切りラインを無視した(お祈りトレード)
- カッとなってナンピンを繰り返した
- 「取り返そう」としてロットを上げた
頭では「損切りしなきゃ」と分かっているのに、いざチャートが逆行すると指が止まってしまう。
そして損失が許容範囲を超えたところでパニックになり、底値で投げてしまう…。
これがデイトレの恐ろしさであり、当時の私の未熟さでした。
退場しないために実践した「メンタル回復法」3選
大きな損失を出した時、一番やってはいけないのは「感情のままにリベンジトレードをすること」です。
私がその失敗を機にルール化した、心を正常に戻すためのルーティンは以下の3つです。
1. PCを閉じて、物理的に相場から離れる
負けた直後は、脳が興奮状態(ドーパミン過多)になっています。
この状態でチャートを見続けても、ろくな判断ができません。
私はあの日以来、大きな損失を出した時は以下の行動をとるように決めました。
- PCの電源を落とす
- スマホの証券アプリを閉じる
- 外に出て散歩をする(またはシャワーを浴びる)
「相場を見ない時間」を強制的に作ることで、脳をクールダウンさせるのです。
2. 「長期保有資産(S株・オルカン)」を見る
これが私にとって一番の精神安定剤になりました。
デイトレ口座では大敗しましたが、別の口座には「コツコツ積み上げたS株(高配当株)」や「インデックスファンド」がありました。
「デイトレは負けたけど、資産全体で見れば致命傷ではない」
「寝ていても、S株たちが配当金を稼いでくれている」
そう自分に言い聞かせることで、「自分は無能だ」という自己否定から脱出できました。
長期投資という「帰る場所」があったからこそ、私は投資の世界から退場せずに済んだのだと思います。
3. 負けた理由を「文字」にする
感情が落ち着いたら、反省会です。
ただし、頭の中でクヨクヨ考えるのではなく、必ず「ノートやExcelに書き出す」ようにしました。
- エントリーの根拠はあったか?
- どこで損切りすべきだったか?
- なぜルールを破ったのか?
文字にすることで、失敗が「ただの嫌な思い出」から「将来のためのデータ」に変わります。
このブログを書いているのも、実はその延長線上にあるんです。
まとめ:失敗を糧に生き残る
13万円という損失は痛かったですが、それを授業料として学び、退場さえしなければチャンスはまた巡ってきます。
「生き残ること」
これが投資において最も重要で、最も難しいことです。
過去の失敗を糧に、これからもコツコツと、泥臭く相場に向き合っていこうと思います。
同じようにデイトレで苦しんでいる方、一緒に頑張りましょう。
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